July 15,
Amanda-Gorman

2

021年ジョー・バイデン大統領就任式典で自作の詩を朗読し、世界中から一躍注目を浴びたアマンダ・ゴーマン。アクティビストであり、受賞歴のある作家であり、いま最も影響力のある若きリーダーの一人。世代の声を体現する存在だ。エスティ ローダー初のグローバルチェンジメーカーとして、アマンダはエスティ ローダーに変革の声を届け、言葉の力を使って美における新しい表現を生み出そうとしている。また、彼女はエスティ ローダーと共に「WRITING CHANGE」というプロジェクトを立ち上げた。このプロジェクトでは、平等の実現や機会の創出、社会の変革のために識字率向上を目指して活動している。
今回のインタビューでは、エスティ ローダーの“顔”になることでどんなことに取り組んでいきたいか、そして彼女が考える「美」や「変化」という言葉の意味について、語ってくれた。

 

ー 詩にどうして興味を持ったのでしょう?詩を通して伝えたいことって?
小さい頃、物書きには3つの目的しかないと言われたことがある。情報を伝えること、説得すること、そして楽しませること。でもそれは違うなと思っていて。私が執筆において大切にしていることが4つ目の目的で、それは共感すること。私が詩に惹かれる理由は、それが書く側でも読む側でも、自分の存在が認められているような、自分の声がちゃんと誰かに届いているような感覚にさせてくれるから。詩は誰かを助けることができる素晴らしい方法だと思う。

 

ー 栄光や名声を得るなかで、本来の自分を忘れてしまうことはないですか?
家族や友人のおかげで本当の自分を忘れないでいられている。みんなにとっては私は変わらず、ただのアマンダだから。ただちょっと名前が前より知られてるだけ。私たちが地に足をつけていられるのはいつも愛のおかげ。

 

ー エスティ ローダーと共に立ち上げる「WRITING CHANGE」では
どんなことを成し遂げたいですか?

エスティ ローダーも私も、「ストーリーは世界を変えることができる」という信念のもとこのプロジェクトに取り組んでいる。私たちのゴールは、世界規模でプロジェクトを展開していって、識字率を上げることや書くことを通して社会変革を生むこと。

 

ー 好きな言葉は?
Love(愛)

 

ー 嫌いな言葉は?
Hate(憎悪)

 

ー 美容に関する初めての思い出を教えてください。
小さい頃、洗面所に忍び込んで、お母さんの口紅を自分の顔に塗りたくってピエロみたいになったことがある。今ではメイクの腕が上がって良かった!

 

ー なくてはならない3つの美容アイテムは?
リップバーム、アイブロウブラシ、透明な日焼け止め。

 

ー 女性の人生において美はどんな役割を果たしていると思いますか?
身体や顔は、言葉と一緒で一種の言語だと思う。明るい色のアイメイクをしている時、もしくはリップを塗っている時、それは私がどんな人間か、どんなふうに生きているかを表しているから。女性にとって美容はセルフケアだけではなくて、世の中に出ていくなかでWar Paint(北米先住民が出陣前に顔や体にする化粧)にもなると思う。

 

ー グローバルチェンジメーカーとして
エスティ ローダーの“顔”になることについてはどう感じていますか?

すごく名誉なこと。エスティ ローダーはアイコニックなブランドだし、言葉や美の変革の力を通じて新しい世代のリーダーたちと繋がれるのが嬉しい。

 

ー 秘密の特技は?
手で歩ける!いつもみんな驚いてくれるよ。

 

ー あなたのヒーローは?
お母さん。お母さんのおかげで今の私があるから。

 

 

不安で覆われた世界を言葉で癒し、未来への希望を語り続けるアマンダ。大統領就任式典で『The Hill We Climb(私たちが登る丘)』を朗読した際には、分断を終わらせ、共に立ち上がろうと全世界にメッセージを投げかけた。柔らかに流れ込んでくるような、しかし力強く響きわたる言葉で、多くの人の心を揺さぶる。黒人の女の子でシングルマザーに育てられたという自らの境遇に触れながら「どんなルーツであっても大統領になることを夢見ることができる」と語る彼女は、実際に大統領戦に出馬することを目標に掲げている。ぜひ今後の彼女の詩と、今後の活動をチェックしてみて。

 

アマンダ・ゴーマン
1998年、米カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。詩人、活動家。双子の姉妹ガブリエルと共に教師の母のもとで育つ。幼少時より発話障害を持つ。ハーバード大学では社会学を専攻し、2017年に米議会図書館によって創設された全米青年桂冠詩人第1号に。2021年1月、バイデン大統領就任式での詩を朗読、さらに2月にはスーパーボウル史上初の詩の朗読を行い世界中の注目を浴びる。2021年9月に、エスティ ローダーとパートナーシップを締結。人種差別や女性問題、移民問題など幅広い社会問題について発信し、若い世代のリーダーとして様々な活動に取り組む。

Top