「肌のサーカディアンリズム」と「後天遺伝学」という、先進。美容エディター 松本千登世さん睡眠のプロフェッショナルの言葉にはっとさせられた経験があります。「現代人は『休養』できていない人が多いんです。休養できるか否かが、若さを分ける鍵」。休養とは文字通り、「休む」「養う」こと。養うはおろか、休むも満足にできない私たちの毎日。整わない何かを日々蓄積することが、すなわちエイジング……。エスティ ローダーが着想を得たという、肌のサーカディアンリズムと後天遺伝学という先進科学を知れば知るほど、その言葉を強く思うのです。マイナスをゼロに、ゼロをプラスに、そしてプラスをもっとプラスに。そんな肌の未来を手繰り寄せる、最先端の研究がここにあります。 健やかな肌が持つ、夜の肌修復能力へのアプローチ。地球上の生物には、生来、体内時計が備わっており、「サーカディアンリズム」と呼ばれています。肌ももちろん、そのリズムを持っていて、それが乱れると調子が崩れる。誰しも体感していると思います。エスティ ローダーは、まだその言葉になじみがなかったころから、先駆けて研究をスタート、最先端科学で独自の答えを出してきました。特に、細胞の「同期」と「浄化」に着目。寝ている間の細胞の生まれ変わりによって、調子がいいと感じる肌、気持ちがいいと感じる肌を毎日毎日。そんな肌リズムへのアプローチを目指しているのです。 エピジェネティクス研究が切り拓く肌の未来、美の未来。エスティ ローダーは、遺伝を超える可能性を追求するエピジェネティクス研究にも、いち早く着手していました。肌のエイジングに関わる遺伝子的な影響はおよそ25%に過ぎず、残りの75%は、環境やライフスタイルなど後天的な影響を受けている……。そう、私たちは生まれ持っての肌の運命を変えることができるのです。日中のカラダの活動による新陳代謝を高めることで、昨日より今日、今日より明日と肌の未来が上向いていく感覚。そんな感覚に着想を得て、肌の、そして美の未来を切り開きます。 プロフィール松本 千登世美容エディター。航空会社勤務、広告代理店勤務、出版社勤務を経てフリーランスに。雑誌や単行本など、美容や人物インタビューを中心に活動中。 お買い物を続ける